どーも、リョーヤ(@RyoyaWeb)です!
今回、僕は最近仲良くさせて頂いている派遣エージェントの営業さんに派遣エンジニアのあれこれについて根掘り葉掘り聞いてきた内容についてご紹介していきたいと思います。
未経験から派遣エンジニアについて
読者の皆さんが一番気にしている未経験から派遣エンジニアについてです。
派遣は基本的に即戦力を求めている
7、8割の企業は基本的に即戦力を求めて派遣会社で使えそうな人材を探します。なので、基本的に未経験者の間口はとても狭いです。
これは、業種にもよりますが、エンジニアに限らず派遣で取り扱っているだいたいの業種が該当します。
『企業は人材を育成するための教育コストをかけたくないため派遣から即戦力を補充する』という考え方がほとんどですが、中には稀に社内の体制が整っていて未経験でもOKでやる気とコミュニケーション能力さえあれば大丈夫という企業もあります。
いわゆるレアケースというやつです。
年齢について
全くの未経験からエンジニアを目指す場合、年齢も若ければ若いほど有利になります。
40代以降になってくると、IT系自体が全くの未経験だったら、ほぼほぼ不可能なんだそうです。
なにかしらのIT経験者の場合
企業によっては、ヘルプデスクやITサポート系の職種でパソコンにある程度詳しかったらエンジニア未経験でも取ってもらったりするところもあるそうです。
また、開発系の職種に近ければ近いほど開発系の仕事をもらえる可能性が上がるそうです。
身近の例でいうとSEとかですかね。
なので、例えばSEの方々で上流から幅広く経験を積んでいれば、派遣を通してWebエンジニアへのキャリアチェンジがしやすくなります。
社内選考の謎について
派遣で職探しをするとほとんどの人が通る「社内選考」。
企業との面談にも辿り着けずに「残念ながら社内選考で落ちました」などと言われたことがあるのではないでしょうか?
では、社内選考って具体的に何なのかについてお話します。
社内選考の手順
↓
②コーディネーターが担当営業へ紹介依頼を出す
↓
③担当営業が企業へスキルシートと紹介依頼文(スタッフの基本情報)を送付
↓
④企業からOKかNGかのレスポンス
↓
⑤顔合わせ(=面談)
なんだそうです。
つまり、社内選考とは、企業の中で面談に進めるかどうかの選考のことなんです。間違っても派遣会社内で面談に進ませる人を決めているのではありません。
ポートフォリオもガッツリ見てもらえる
僕は、てっきりポートフォリオ等の成果物はエージェント内だけしか公開されないと思っていたのですが、企業側へ送るみたいです。
フリーランスエージェントとかでは、企業と個人の間で直接交渉を避けるためにエージェント側はあえて、企業へそういった情報を事前にマスクするようなことを聞いていたのですが、派遣の場合そもそも派遣エージェントと企業の間での雇用形態が違うので隠す意味があまりないとのこと。
まあ、スタッフも派遣という個人事業主ではない働き方を前提に仕事を探しているので企業側から直接オファーがあっても微妙ですよね。。(笑)
ポートフォリオのレベル感
ここまでで未経験から派遣エンジニアを目指す際の企業側が求めるもの、社内専攻の一連の流れ、ポートフォリオを企業側が見てくれるということがわかりました。
その次に気になるのがポートフォリオのレベル感だと思います!
もちろんお聞きして来ました!
未経験スタッフのポートフォリオレベル
今まで未経験の方達でポートフォリオを提出してきた人達はどの程度のレベルでしたか?とお尋ねしたところ、ワードプレス等のCMSを利用して簡単にサイトを構築した程度の物が多いそうで、全く企業側へお見せできるようなレベルではないそうです。
そもそもコードすら書いていないようなものだそうです(笑)
未経験からでも十分仕事を探せる
未経験からWebエンジニアを目指している方々でさすがに上記のようなものをポートフォリオとして提出する方々はあまりいないと思いますが、
僕が知っている限り、railsとかのフレームワークでWebアプリケーションを作成してAWS上にデプロイしてたりする人達がほとんどだと思うので、そういった人達であれば全然未経験からでも案件は探せる!!という結論に至りました!
案件探しのコツ
派遣で仕事を探す際は、複数エージェントを登録することを前提に案件探しをする際、知っておいた方がいい情報をお伝えします。
エージェントの違い
案件数でいうとやはり大手のエージェントに限りますが、案件数が多いからといって大手ばかり登録するのは辞めた方がいいです。
理由は、大手エージェントでは会社の規模から抱えてる案件、スタッフの数が膨大なのでスタッフへの案件紹介が自動化されています。デジタルマッチングといってスタッフ情報から自動でシステムがその人に合いそうな案件を探してメールで配信するものです。
このデジタルマッチングは一見便利そうではあるのですが、実際のところミスマッチが起きてしまうことが多々あるそうで、また営業さんにもよりますがスタッフとのやりとりがシステマチックになりがちで、なかなか自分の希望に合う案件探しに苦労される方々多いようです。
小さいエージェントも登録しておく
上記でお伝えした大手エージェントでなかな案件見つからずに苦戦している人達のほとんどが結局、距離感が近くて1人1人丁寧に対応してくれる小さいエージェントへ流れてくるそうです。
なので、案件数が豊富だからといって大手ばかり登録するのではなく小さいエージェントを含めてバランスよく登録するといいかもしれません。
案件を探すベストな時期
その他
ネット上に記載してない求人も多くあるため、なるべくコーディネーターへ直接案件について聞いた方がいいです。その点でいえば、小さいエージェントの方が聞きやすいかもしれませんね。
また、希望条件を提示する際は、2つぐらいに絞ってコーディネーターへ相談すれば案件は絞りやすいとのこと。
まとめ
今回営業さんに色々聞いてみて、未経験から派遣でWebエンジニアになれる可能性は難しいけどゼロではないということが分かりました。
とはいえ、やはり間口がとても狭く、運が良ければなれるというような感じです。
現在、派遣で転職活動中の方、正社員転職で苦戦中の方、ポートフォリオ作りに取り組んでいる方々に少しでも参考にして頂けたらなと思います!
合わせて読みたい↓↓↓
コメントを残す